こんにちは、ハゲ予防ブロガーのビビリ(@bibiri0925)です。
あと、個人輸入サイトでミノタブを買うのは危険なの?
こんなお悩みを解決する記事です。
この記事では、ミノタブの心臓への副作用、個人輸入サイトでミノタブを購入して安全性は大丈夫なのか、について詳しく解説していきます。
先にネタバレすると、ミノタブは血管を拡張して血液の流れをよくする働きがあり、その影響で動悸や息切れなどの副作用が生じる可能性があります。AGAガイドラインでは、ミノタブを飲むべきではないとされています。
ミノタブは効果や副作用が十分に検証されておらず、安全性が保証されていないため、個人輸入サイトでの購入する場合は、低用量から始めてかなり慎重に使用する必要があります。
できれば最初から個人輸入するのではなく、まずはAGAクリニックで相談しながら服用し、副作用の程度を確認してから個人輸入に切り替えることをおすすめします。
最初からネタバレしてしまいましたが、より詳しい解説が気になる方は続きをどうぞ。
それでは見ていきましょう。
目次
ミノタブは心臓に悪いのか?
結論から言うと、ミノタブは心臓に悪い可能性があります。
ミノキシジルは、口から飲むミノタブと頭皮に塗る外用薬の2つのタイプがあります。
ミノタブを飲むより、ミノキシジル外用薬(頭皮に塗るタイプ)をおすすめします。
ミノタブはどのように心臓に悪いのか?

ミノタブの副作用は、FDA(アメリカ食品医薬品局)の資料に詳しく書かれています(英語の文献です)。
FDAは日本でいうと厚生労働省にあたる公的機関です。
アメリカで販売・輸出入される食品や医薬品の効果や安全性を厳しくチェックして、安全か危険か判断する役割を果たしています。
FDAの審査をパスしているAGA治療薬は、安全性が確認されていて信用できます。
FDAが認定しているハゲ治療薬はプロペシアとミノキシジル外用薬の2つだけです。
ミノタブはFDAからAGA治療薬として承認されていません。
FDAが警告する心臓への悪影響とは?

※上記の心臓のモデル図は社会福祉法人恩賜財団済生会心タンポナーデ解説ページの画像を引用し加工したものです。
引用元:「心タンポナーデはこんな病気」
ミノタブを飲むと、まれに心膜炎の炎症が起こり、心膜液が滲み出る可能性があります。
この心膜液は、心臓が動いた時の摩擦を減らす役割を果たしています。
心膜液が通常の状態より多くなると、心臓の動きが悪くなり、胸部が圧迫されたように感じたり、呼吸困難が起こったりする可能性があります(心タンポナーデという病気だそうです)。
心タンポナーデがひどくなると、狭心症や心筋梗塞につながるおそれがあります。
FDAによれば、これまでの動物実験で、ミノタブ(ロニテン)を飲ませた動物たちに数種類の心筋障害があったと報告されています。
心筋障害とは、心臓の筋肉に異常が起こり、心臓の機能が低下する病気です。
- ミノタブは厳重な管理下で管理されなければならない
- 個人の判断で服用せず、医師の診察を受けて服用すること
- 頻脈や心臓の筋肉の負荷増加を防ぐためのβアドレナリン遮断薬と体液過剰を防ぐための利尿薬を併せて頻繁に飲む必要がある
FDAについてもっと詳しく知りたい方はこちらの厚労省の資料をご参照ください。
個人輸入サイトにもよく見ると書いてある

僕が利用しているオオサカ堂のミノキシジル説明欄にも、FDAと同じミノタブの副作用の記載がありました。
・頻脈(脈が早くなる)
・心拍数の増加
・動悸
ミノキシジルはもともと降圧剤といって、高血圧を治療するための薬です。
血管を広げて血液の流れをよくして血圧を下げる薬です。
そのため、ミノキシジルを飲むと、脈が早くなり、心拍数が増加します。
脈が早くなりすぎたり、心拍数が多すぎて動悸が起こったりするのを防ぐためのブレーキとして、βアドレナリン遮断薬などの必要が出てくるかもしれないというわけです。
動悸を理由にミノタブをやめる人もいる

Twitterを見てみると、ミノタブを飲んでも動悸が起こらない人もいれば、動悸を理由にミノタブ を飲まなくなった人もいるようです。
そう言えば、僕はミノタブ5年以上飲んでるけど体毛濃くなった以外、副作用経験したことない。
みんな動悸とか言うけど、ただのプラシーボ効果じゃないかな?思い込みでそう感じてるだけが実態だと思う。実際、副作用のデータってめちゃめちゃ低いからね。
ミノタブ20mgとかならやばいかもだけど。
— 2度植毛した男@術後4ヶ月経過 (@2shokumou) March 11, 2019
僕もカークランドに切り替えるまで、3年間ミノタブを飲んでいましたが、それで動悸や心拍数の増加は感じませんでした。
しかし、ミノタブを飲んでも動悸ははないという人もいる一方で、動悸を理由にミノタブをやめた人もいるようです。
髪は生えてきていますが、過呼吸が起こるなんて怖いですね。
自分の場合はミノキシジルが原因で動悸が起こったために治療をストップした経験があります。
今はプロペシアを飲み続けていますが問題はありません。医者次第でしょうがミノキシジルが問題なことも考えられるのではと思いました。
— ひらこー🐙 (@hirako_jp) October 7, 2018
胸の動悸が止まんない
ミノタブおそろしや— クラウディオ久雄 (@heicity26) June 2, 2014
動悸が起きているかどうかは、個人の感覚によるところも大きいと思います。
本人は自覚がなくても脈が早くなっている可能性もありますね。
ミノタブは個人輸入ではなくAGAクリニックで処方してもらおう

もしミノタブを飲むのであれば、個人輸入サイトで買うのではなく、AGAクリニックで処方してもらうことをおすすめします。
なぜなら、個人輸入サイトで買うと、副作用が生じたときに相談できないからです。
動悸や「胸が苦しい」という理由で内科を受診することはできても、事情を話したら、「じゃあミノタブを飲むのをやめれば」と言われて終わりでしょう。
動悸や胸の圧迫感はなくなっても、「じゃあどうやってAGA治療をしていけばいいの?」という悩みは解消されません。
AGAクリニックであれば、副作用が生じても、副作用を減らしながらどのようにAGA治療をしていけばいいか相談しながら進めることができます。
銀クリに半年間通った経験から言うと、AGAクリニックの先生はよく話を聞いてくれます。
個人輸入サイトで薬を買って治療していたけれど、副作用などの心配から「やっぱり相談しながら治療したい」と思ったら、AGAクリニックを利用するのもいいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ミノタブの心臓への副作用についてお伝えしました。
ミノタブを飲むことは禁止されているわけではありません。
AGAクリニックで処方しているところもありますし、個人輸入サイトで買うこともできます。
しかし、アメリカのFDAも日本の厚労省もAGA治療薬として認めていません。
公的機関が認めていないということは、安全性が保証されていないことになります。
もしミノタブを飲むのであれば、そのことを理解したうえで飲みましょう。
この記事を読んで、あなたのAGA治療に役立ててもらえたらうれしいです。
それでは!